伊勢堂岱遺跡と世界文化遺産について

「北海道・北東北の縄文遺跡群」について

 北海道、青森県、岩手県及び秋田県は、世界自然遺産「白神山地」や「知床」など美しい自然が今なお色濃く残る、緑豊かなところです。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、この豊かな自然の恵みを受けながら1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した縄文時代の人々の生活と精神文化を今に伝える貴重な「文化遺産」です。

その価値が認められ、2021(令和3)年7月27日に「北海道・北東北の縄文遺跡群」(※)は世界文化遺産に登録されました。

(※)英語表記での資産名「Jomon Prehistoric Sites in Northern Japan」

世界遺産登録までの詳しい流れなどの詳細については関連サイトをご覧ください。

北海道・北東北の縄文遺跡群公式HP https://jomon-japan.jp/
北海道・北東北の縄文遺跡群公式HP内
「世界遺産登録までの歩み」ページ
https://jomon-japan.jp/protect/world-heritage
ユネスコ公式HP https://whc.unesco.org/en/list/1632
文化庁文化遺産オンライン公式HP https://bunka.nii.ac.jp/special_content/hlinkK

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺産について

 北海道・北東北の縄文遺跡群は、北海道6遺跡、青森県8遺跡、岩手県1遺跡、秋田県2遺跡の合計17遺跡で構成されています。また、関連する遺跡(関連資産)が北海道と青森県に1遺跡ずつあります。

道県名 構成資産、関連資産(県・市・町)
秋田県 伊勢堂岱遺跡(北秋田市)
大湯環状列石(鹿角市)
北海道

垣ノ島遺跡(函館市)
大船遺跡(函館市)
キウス周堤墓群(千歳市)
北黄金貝塚(伊達市)
入江貝塚(洞爺湖町)
高砂貝塚(洞爺湖町)
鷲ノ木遺跡(森町)※関連資産

青森県 三内丸山遺跡(青森県)
小牧野遺跡(青森市)
大森勝山遺跡(弘前市)
是川石器時代遺跡(八戸市)
長七谷地貝塚(八戸市)※関連資産
田小屋野貝塚(つがる市)
亀ヶ岡石器時代遺跡(つがる市)
太平山元遺跡(外ヶ浜町)
二ツ森貝塚(七戸町)
岩手県 御所野遺跡(一戸町)

 各構成資産は、遺跡の構造の変遷や立地環境により、縄文時代における定住の開始・発展・成熟の過程を示す6つのステージに位置付けられます。

各構成資産の詳細については、下記の関連サイトをご覧ください。

北海道・北東北の縄文遺跡群内公式HP内
「構成資産」ページ
https://jomon-japan.jp/learn/jomon-sites

北秋田市景観条例

遺跡だけでなく、周辺の景観も保護も進めております。

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