2026年01月01日
コンテンツ番号58
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市民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年は、記録的な大雪や豪雨災害、さらにはクマの大量出没など、市民生活に影響を及ぼす出来事が相次ぎました。市民の安全・安心を守るうえで、迅速な情報伝達と地域との連携がいかに重要であるか、改めて実感した一年でもありました。
市では、防災ラジオや防災メール、公式LINEを通じ、できるだけ多くの皆様へ確実に情報をお届けするよう努めてまいりました。合併から20年が経ち、情報伝達の方法も大きく変化しました。合併当時は広報車や一部の防災無線が中心で、情報が届くまでに時間を要することもありましたが、現在ではデジタル技術を活用し、必要な情報を迅速に届けられる体制へと進化しております。今後も登録者の拡大や情報共有の充実を図り、市民一人ひとりの安心につながる仕組みをさらに強化してまいります。
また、近年激甚化する自然災害に備えるためには、市の対応力向上に加え、地域における自助・共助の力が欠かせません。市では、防災意識を高めるための啓発や、自主防災組織の結成促進などを通じ、地域防災力の向上に取り組んでおります。これからも地域の皆様との連携を一層深め、助け合いの輪を広げながら、災害に強いまちづくりを推進してまいります。
昨年秋のクマの大量出没では、市民生活に大きな不安が広がりました。市では、「鳥獣被害防止計画」に基づく有害捕獲や緩衝帯整備に加え、市北部に「管理強化ゾーン」を設けて捕獲を強化したほか、自衛隊への協力要請など、関係機関と連携した対策も進めてまいりました。今後は、分布域の縮小を目指す「ゾーニング管理」を継続・強化するとともに、藪払いなど地域の皆様による取組を後押しし、市民の安全を守る総合的な対策を進めてまいります。
本年は、今後10年の北秋田市の方向性を示す『第3次北秋田市総合計画』がスタートします。策定にあたっては、審議会で寄せられたご意見をはじめ、市民や中学生の皆さんが参加したワークショップでの声、さらにはパブリックコメントも取り入れ、多様な視点を反映した内容としました。変化の大きい時代にも柔軟に対応しながら、多様な住民のウェルビーイング(幸福)の実現と持続可能なまちづくりを進めてまいります。
本市には、森吉山の雄大な自然や歴史・文化、大館能代空港をはじめとする交通利便性など、地域の可能性を広げる強みがあります。こうした資源を未来へ受け継ぐ姿として、計画が掲げる将来像は「森と歴史が息づき、幸せを紡ぐまち 北秋田」です。自然と文化を守りながら、市民の誇りと参加を力に、安心して暮らせる環境づくりや産業振興、関係人口の拡大に取り組んでまいります。
干支の「午」が象徴する前進の年にふさわしく、令和8年を未来へ向けた確かな歩みの一年としてまいります。
結びに、皆様の日々の暮らしが笑顔と喜びにあふれ、健やかで安心して過ごせる一年となりますことを心より願い、新年のご挨拶といたします。
令和8年元旦

