2025年01月01日
コンテンツ番号58
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年は、市制施行20周年記念式典を11月2日に挙行し、これまでの歩みを振り返るとともに、未来への新たな一歩を踏み出す節目となりました。改めて、国、県、近隣の自治体をはじめ、関係機関の皆様のご指導とご協力、そして市民の皆様からの多大なるお力添えに、深く感謝申し上げます。
現在、急速に変化する社会経済情勢の中で、自治体を取り巻く環境も大きく変化しております。人口減少や少子高齢化といった問題に加え、頻発する自然災害への対応や進展するデジタル社会への適応など、時代の変化がもたらす課題は多岐にわたります。こうした状況の中で「住民が主役の"もり"のまち」の実現を目指し、これらの課題に真摯に向き合いながら施策を展開することは、市民生活の向上と地域の持続的な発展につながるものと考えております。
本年も、子どもたちが健やかに成長できる環境を整えるため、子育て世帯への切れ目のない支援を充実させるとともに、高齢者が安心して暮らし、生きがいを持ちながら社会参加できる環境づくりに取り組んでまいります。また、森吉山の国立・国定公園化を視野に入れた観光振興のほか、大館能代空港や来年度「二ツ井今泉道路」が開通予定の日沿道など、高速交通網の利便性を活かした企業誘致に取り組んでまいります。
さらに、昨年よりLINEを活用した情報配信を開始し市民の皆様が簡単で素早く必要な行政情報を入手することができるよう体制を整備しておりますが、全ての方がデジタル化の恩恵を享受できるようDX推進にも力を注ぎ、行政サービスのさらなる利便性向上を図ってまいります。
近年、頻発化する自然災害への対応につきましては、防災・減災対策の強化や老朽化したインフラの整備に引き続き取り組み、自助・共助・公助による災害に強いまちづくりを進めてまいります。
本年の干支であります「巳」は、新たな成長と繁栄を象徴する年とされています。令和7年度は、本市の将来ビジョンを示した「第2次北秋田市総合計画」の最終年度となることから、これまでの具体的な施策に対する成果と課題を分析し、「第3次計画」の策定に向けた取組を推進してまいります。
結びに、本年が皆様にとりまして、健康で喜びに満ちた一年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和7年元旦